
ごあいさつ
東京には50万人を超える外国人及び多くの外国につながる人々が暮らしています。これらの多文化を背景に持つ人々と子どもたちは、これからも日本社会に定着し、大きな役割を担っていく大切な人々です。
文部科学省では、省令により日本語指導が必要な児童生徒への教育を『特別の教育課程』と位置付けています。また『義務教育定数法』等、外国につながる児童生徒への国の背策も少しずつ前進しつつあります。
しかし、東京では外国につながる子どもへの支援は一部の自治体を除いては非常に不十分で、各学校現場や日本語支援ボランティアは困難を抱えつつ、日々支援に取り組んでいます。
「東京の日本語教育を考えるつどい2023」が、5月21日に開催されました
東京の日本語教育を考える会では、東京都における日本語教育、とりわけ日本語指導を必要とする児童・生徒への取組を発展させるため、様々な視点から現状の問題点や提言を行うため、1年に1回の「つどい」を開催しています。 つどいでは、毎年日本語教育にかかわるテーマを決め、基調講演や、現場からの報告などを行い、日本語教育に関心を持つ多くの人々の参加をいただいています。
今年は、墨田区教育委員会次長の講演があり、行政との協働がさらに進んでいくことになります。
開催日時 5月21日(日) 午後1時から4時40分
場 所 北とぴあ 7階 第二研修室
(北区王子1‐11‐1 JR王子駅2分)
テ ー マ 「外国につながる子どもの学びを支える〜地域でできること〜」
講 演 「墨田区における日本語教育の支援について」
墨田区教育委員会事務局次長 宮本知幸氏
報 告 「荒川区教育委員会との連携による荒川区における中学生への日本語支援について」
枦木典子氏(認定NPO法人 多文化共生センター東京代表)
体験発表 恵畑幸子さん (中国残留夫人3世)
トピック
2023.5.21 『東京の日本語教育を考えるつどい2023』を開催しました。
2023.4.20 「都立高校在京外国人の入試に関する要望書」を東京都教育委員会へ提出しました。
2023.3.28 『東京の日本語教育を考えるつどい2023』が2023年5月21日に開催されます。
2022.7.26 「日本語を母語としない子どもの教育の制度改善・充実に関する要望書」を東京都教育委員会へ提出しました。
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