
ごあいさつ
東京には50万人を超える外国人及び多くの外国につながる人々が暮らしています。これらの多文化を背景に持つ人々と子どもたちは、これからも日本社会に定着し、大きな役割を担っていく大切な人々です。
文部科学省では、省令により日本語指導が必要な児童生徒への教育を『特別の教育課程』と位置付けています。また『義務教育定数法』等、外国につながる児童生徒への国の背策も少しずつ前進しつつあります。
しかし、東京では外国につながる子どもへの支援は一部の自治体を除いては非常に不十分で、各学校現場や日本語支援ボランティアは困難を抱えつつ、日々支援に取り組んでいます。
「東京の日本語教育を考えるつどい2022」が、5月14日に開催されました
東京の日本語教育を考える会では、東京都における日本語教育、とりわけ日本語指導を必要とする児童・生徒への取組を発展させるため、様々な視点から現状の問題点や提言を行うため、1年に1回の「つどい」を開催しています。 つどいでは、毎年日本語教育にかかわるテーマを決め、基調講演や、現場からの報告などを行い、日本語教育に関心を持つ多くの人々の参加をいただいています。
今年は、初めて足立区教育委員会統括指導主事の講演が実施され、行政との協働の新たな一歩が始まりました。
開催日時 5月14日(土) 午後1時から4時半まで
場 所 東京しごとセンター 地下2階講堂
(千代田区飯田橋3-10-3、JR飯田橋7分 東京メトロ飯田橋3分)
テ ー マ 「外国につながる子どもの学びを支える〜地域でできること〜」
講 演 「足立区における日本語教育の支援について」
足立区教育委員会教育指導課 統括指導主事 堀谷援(ほりや たすく)氏
報 告 「足立区におけるYSCグローバル・スクールの取り組みと地域での動き」
平野成美氏(NPO法人青少年自立援助センター 定住外国人支援部 多文化コーディネーター)
体 験 談 ナウサ バサンティさん (ネパールより中1で来日。2020年田柄高校卒業)現在、中野区立老人ホーム正規介護職員
トピック
2022.7.26 「日本語を母語としない子どもの教育の制度改善・充実に関する要望書」を東京都教育委員会へ提出しました。
2022.5.14 『東京の日本語教育を考えるつどい2022』が2022年5月14日に開催されました。
2022.4.26 「都立高校在京外国人の入試に関する要望書」を東京都教育委員会へ提出しました。
2022.3.27『東京の日本語教育を考えるつどい2022』を、2022年5月14日に開催する予定です。
2021.10.24『東京の日本語教育を考えるつどい2021』を、2021年10月24日に開催しました。

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